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2016年11月10日
知ってました? 市場に出回っている8~9割は偽物だということを。本物の琉球ガラスの見分け方3つのチェックポイント
沖縄も秋が深くなってまいりました。
こんにちは。
沖縄県読谷村にあるふたつの琉球ガラス工房、
琉球ガラスの海風、
Glass Art 青い風、
そのネットショップ、
琉球ガラスの海風ギフト引出物shop
から店長・佐々木でございます。
タイトルに衝撃を受けていらっしゃる方も多いかもしれません。
市場にあまりにも多くの「琉球ガラスもどき」が出回っていて、
それを知らずに
「やったー! 沖縄土産を買えたぞー!」
と喜んでいらっしゃる方があまりにも多く、
また、それが沖縄県産の琉球ガラスではないと知って、
愕然とした、というお声をたくさん頂戴しておりますので、
ここは、一肌脱ぎまして、「本物の琉球ガラス」を購入するのに
必要な3つのチェックポイントを挙げさせていただきます。
実店舗でも、ネットショップでも、「琉球ガラスもどき」を
扱っている店が多く、うんざりしています。
琉球ガラスは100年の歴史を越える伝統工芸ですが、
市場に出回っているものの多くは、「琉球ガラスもどき」です。
【見分け方その1 産地はどこかチェックする】
実店舗でも、ネットショップでも、「どこで作られたのか」をよく精査する必要があります。
「産地を表示すれば、海外で作られたものも琉球ガラスといってよい」
という裁判結果が出ていますので、
少なくとも、産地を実店舗でも、ネットショップでも確認する必要があります。
産地表示もしていないようでしたら、間違いなく「偽物」といっていいでしょう。
私のメール宛に中国の工房から、
「安く作りますよ!」という営業メールがしょっちゅう来ますが、
その単価は恐ろしく安いです。
国際通りなどで売られている600円とか800円といったグラスは、
その単価を考えると「暴利をむさぼっている」といってもいいほどの利益率です。
それが、2000円とかで売られていれば、もう「何やってんの!?」の世界です。
産地表示をしている場合でも、
「沖縄」でなければ、「沖縄の伝統工芸・琉球ガラス」とはいえない、
というのが私の立場です。
厄介なのは、実店舗でも、ネットショップでも、本物の琉球ガラスを少しだけおいて
「信頼感」を与えつつ、偽物を売る、という商法がまかり通っていることです。
この結果、「伝統工芸」であるべき琉球ガラスがやせ細ってしまい、
やがて死滅させてしまいます。
何よりも、「沖縄の琉球ガラス」をお求めになったつもりが、
海外製の得体のしれないものだと知った時の、
お客様のお嘆きをこれまでも本当に多く聞いてまいりました。
このような事態を避けるために、
まずチェックすべきは「産地がどこであるか」を確認することです。
【見分け方その2 どこの工房で作られているのかをチェックする】
どの工房で作られているかを確認しましょう。
その表示がされていなかったり、店員さんが言いよどんでしまうようでしたら、
「偽物」の疑いは濃厚です。
ショップの倫理観によりますが、
お客様にがっかりさせてでも利益を得たい、という店は多いのです。
逆に、どこの工房で作られたものか表示してあったり、
店員さんがすらすらと述べることができるものならば安心して購入できるでしょう。
それだけショップのこだわりを感じますし、
琉球ガラスがどんなものかを、
それだけ伝える力を持っていると判断できます。
【見分け方その3 誰が作ったものかをチェックする】
どの工房で、誰が作ったものか、グラスには必ず「製作者」がいます。
こだわりのあるショップならば、
その表記をしてあるか、店員さんに訊ねてもすらすらと答えられるはずです。
逆を言えば、その表記がない、店員さんが言いよどんでしまうという場合は、
ちょっと疑問を持った方がいいです。
これはかなり高いハードルといえますが、
そのハードルを越えてこだわりを持っているショップならば、
かなり信頼できると言えます。
以上3つのチェックポイントを挙げさせていただきました。
沖縄の伝統工芸である琉球ガラスを守りたいという思いが私には強いです。
伝統を堅持しつつ、
地道に腕を磨いている見習、職人の存在を知っていただきたいという思いが私にはあります。
そこで交わされる生きている言葉に、私は救われて沖縄にいます。
今現在も、真剣にガラスとむきあう見習、職人の姿に励まされています。
また、これ以上、お客様のお嘆きの言葉を頂戴したくないという思いも、
同じようにあります。
どうか琉球ガラスを購入される際には、
この3つのチェックポイントを押さえていただけたらと思います。
こんにちは。
沖縄県読谷村にあるふたつの琉球ガラス工房、
琉球ガラスの海風、
Glass Art 青い風、
そのネットショップ、
琉球ガラスの海風ギフト引出物shop
から店長・佐々木でございます。
タイトルに衝撃を受けていらっしゃる方も多いかもしれません。
市場にあまりにも多くの「琉球ガラスもどき」が出回っていて、
それを知らずに
「やったー! 沖縄土産を買えたぞー!」
と喜んでいらっしゃる方があまりにも多く、
また、それが沖縄県産の琉球ガラスではないと知って、
愕然とした、というお声をたくさん頂戴しておりますので、
ここは、一肌脱ぎまして、「本物の琉球ガラス」を購入するのに
必要な3つのチェックポイントを挙げさせていただきます。
実店舗でも、ネットショップでも、「琉球ガラスもどき」を
扱っている店が多く、うんざりしています。
琉球ガラスは100年の歴史を越える伝統工芸ですが、
市場に出回っているものの多くは、「琉球ガラスもどき」です。
【見分け方その1 産地はどこかチェックする】
実店舗でも、ネットショップでも、「どこで作られたのか」をよく精査する必要があります。
「産地を表示すれば、海外で作られたものも琉球ガラスといってよい」
という裁判結果が出ていますので、
少なくとも、産地を実店舗でも、ネットショップでも確認する必要があります。
産地表示もしていないようでしたら、間違いなく「偽物」といっていいでしょう。
私のメール宛に中国の工房から、
「安く作りますよ!」という営業メールがしょっちゅう来ますが、
その単価は恐ろしく安いです。
国際通りなどで売られている600円とか800円といったグラスは、
その単価を考えると「暴利をむさぼっている」といってもいいほどの利益率です。
それが、2000円とかで売られていれば、もう「何やってんの!?」の世界です。
産地表示をしている場合でも、
「沖縄」でなければ、「沖縄の伝統工芸・琉球ガラス」とはいえない、
というのが私の立場です。
厄介なのは、実店舗でも、ネットショップでも、本物の琉球ガラスを少しだけおいて
「信頼感」を与えつつ、偽物を売る、という商法がまかり通っていることです。
この結果、「伝統工芸」であるべき琉球ガラスがやせ細ってしまい、
やがて死滅させてしまいます。
何よりも、「沖縄の琉球ガラス」をお求めになったつもりが、
海外製の得体のしれないものだと知った時の、
お客様のお嘆きをこれまでも本当に多く聞いてまいりました。
このような事態を避けるために、
まずチェックすべきは「産地がどこであるか」を確認することです。
【見分け方その2 どこの工房で作られているのかをチェックする】
どの工房で作られているかを確認しましょう。
その表示がされていなかったり、店員さんが言いよどんでしまうようでしたら、
「偽物」の疑いは濃厚です。
ショップの倫理観によりますが、
お客様にがっかりさせてでも利益を得たい、という店は多いのです。
逆に、どこの工房で作られたものか表示してあったり、
店員さんがすらすらと述べることができるものならば安心して購入できるでしょう。
それだけショップのこだわりを感じますし、
琉球ガラスがどんなものかを、
それだけ伝える力を持っていると判断できます。
【見分け方その3 誰が作ったものかをチェックする】
どの工房で、誰が作ったものか、グラスには必ず「製作者」がいます。
こだわりのあるショップならば、
その表記をしてあるか、店員さんに訊ねてもすらすらと答えられるはずです。
逆を言えば、その表記がない、店員さんが言いよどんでしまうという場合は、
ちょっと疑問を持った方がいいです。
これはかなり高いハードルといえますが、
そのハードルを越えてこだわりを持っているショップならば、
かなり信頼できると言えます。
以上3つのチェックポイントを挙げさせていただきました。
沖縄の伝統工芸である琉球ガラスを守りたいという思いが私には強いです。
伝統を堅持しつつ、
地道に腕を磨いている見習、職人の存在を知っていただきたいという思いが私にはあります。
そこで交わされる生きている言葉に、私は救われて沖縄にいます。
今現在も、真剣にガラスとむきあう見習、職人の姿に励まされています。
また、これ以上、お客様のお嘆きの言葉を頂戴したくないという思いも、
同じようにあります。
どうか琉球ガラスを購入される際には、
この3つのチェックポイントを押さえていただけたらと思います。
Posted by 琉球ガラスの海風 佐々木仁孝 at 17:34│Comments(0)
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