2017年10月06日

沖縄も秋めいてきました。

沖縄も秋めいてきました。

お気づきの方もいらっしゃるかとは思うのですが、
店名を「沖縄県産琉球ガラス工房直販の海風」と変更しました。

琉球ガラス界は今とてもアツいです。

明治後期の新聞に沖縄にガラス工房があったことを示す広告がみつかり、
琉球ガラス業界も国による伝統的工芸品指定を得るために活気づいています。

そんな背景もあり、
真摯に琉球ガラスの伝統を継承し、未来へ発展させようという作り手の結束が高まりつつあります。

いまさら言うまでもありませんが、
「県産」ではない、海外の模倣品を扱うことは、業界的に「恥ずかしいこと」になっていきます。

ずっとずっと、
ほんものの琉球ガラスをお届けしてきた私どもとしましては、
まさに、「とき来たり!」という思いがしています。


これからも、MADE IN YOMITANの風土に培われた琉球ガラスを発信してまいります。

さて、
そんななか、
沖縄も秋めいてきました。

新しいグラスが生まれました。

製作は、前回のブログでもご紹介させていただいた竹内祐貴(沖縄県工芸士120号)。

GAJUMARUと名づけられたグラスは、
沖縄に多数生息するガジュマルの樹からインスピレーションを受けた竹内ならではの作品と
なっています。

大きく葉を茂らせ、
力強く幹を張り、
沖縄の歴史を見守り、
影となっては人の安らぐ場を与えるガジュマル。

このグラスを手にしたとき、
そういったガジュマルの持つ物語が聞こえてきそうです。

秋めいてきたこの時期、
物思いにふけり、このグラスを傾けてみてはいかがでしょうか。



Posted by 琉球ガラスの海風 佐々木仁孝 at 13:20│Comments(0)
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